つづきクリニック

刈谷市の 内科,外科,胃腸科,肛門科 つづきクリニック

〒448-0003 愛知県刈谷市一ツ木町4丁目7番地6
TEL 0566-63-6102
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予防接種のご案内1

予防接種における、感染症に罹患又は接触した場合の処置基準が変更になりました

■麻しん
麻しんに罹患した場合は治癒後4週間程度、接触した場合は接触後2週間程度予防接種を行うことができません。
■風しん、水痘、おたふくかぜ
風しん、水痘、おたふくかぜに罹患した場合は治癒後2~4週間程度、接触した場合は接触後2~3週間程度予防接種を行うことができません。
■インフルエンザ
インフルエンザに罹患した場合は治癒後2~4週間程度、接触した場合は接触後3日程度予防接種を行うことができません。
■突発性発疹
突発性発疹に罹患した場合は治癒後1~2週間程度予防接種を行うことができません。
■手足口病、ヘルパンギーナ
手足口病、ヘルパンギーナに罹患した場合は治癒後1~2週間程度、接触した場合は接触後1週間程度予防接種を行うことができません。
■伝染性紅班
伝染性紅班に罹患した場合は治癒後1~2週間程度、接触した場合は接触後2~3週間程度予防接種を行うことができません。

 

当院で行っている刈谷市個別予防接種と任意予防接種のご案内

■刈谷市個別予防接種のうち、DPT1期、MR1・2期、DT2期、日本脳炎1期《特例》、日本脳炎2期、4種混合、水痘の予防接種を行っています。
■下記の任意予防接種を行っています。
水痘、おたふくかぜ、麻しん、風しん、DT、DPT、MR、小児・成人肺炎球菌、A型・B型肝炎、Hib
■接種は何れも予約制となっていますので、予め予約の申し込みをしてください。

 

ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症について

■ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症とは
ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib : Haemophilus influenzae Type b )は、「インフルエンザ」という言葉を含んでいるので紛らわしいですが、冬にインフルエンザの大流行を起こすインフルエンザウイルスとは関係ありません。ヘモフィルス-インフルエンザb型菌は、髄膜炎や肺炎などを起こす病原体の細菌です。ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib : Haemophilus influenzae Type b )という名前が長いため、単にインフルエンザb型菌(あるいはインフルエンザ菌b型、b型インフルエンザ菌)と呼んだり、よくHibという略称が使われることがあります。
■好発年齢は?
ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症の約85%は、0-4歳の乳幼児で見られます。ですから、乳幼児で特に注意すべき感染症です。また、老人や免疫が抑制された人々でも、重症となり命にかかわるような場合があるので注意が必要です。ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症の主要なものとして髄膜炎があります。有効な予防接種(ワクチン)が行われるようになる前には、欧米においては、ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)は5歳未満の細菌性髄膜炎の病原体の主要なものでした。現在の日本においては、0-4歳の乳幼児の細菌性髄膜炎の多くは、このヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)によると考えられています。
■どんな病気?
患者や健康な保菌者の鼻やのどから咳などで生じた飛沫中にヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)が含まれていることがあります。この飛沫を吸い込むことなどにより、ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)は、人の鼻や口などから体内に入り、鼻やのどの粘膜に付着し定着・増殖します。この鼻やのどの粘膜へ定着した状態は、一時的なものであったり数ヶ月にわたったりしますが、何の症状も起こさず消滅してしまうことが多いです。健康な乳幼児の0.5%-3%で鼻やのどでヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)が検出されます。健康な大人で検出されることは、まれです。鼻やのどの粘膜に付着し定着・増殖した状態から、さらに体内へと侵入し感染を進めることが、少ないことながら、ありえます。血流に乗り、離れた部位に感染を起こします。このさらなる体内への侵入は、ウイルスやマイコプラズマによる上気道炎が引き金になるとも考えられています。ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)が髄膜に侵入し髄膜炎が起こることがあります。アメリカ合衆国や欧米の先進国では、ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症の半数以上を髄膜炎が占めています。その他のヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症としては、喉頭蓋炎、蜂窩織炎、関節炎、肺炎、敗血症などがあります。これに対して、発展途上国では、ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症としては肺炎が多く、こどもの細菌性肺炎による死亡で第2位の病原菌となっています。髄膜炎では発熱・頭痛・意識障害があり、首が硬くなります。抗生物質等の治療を行って致命率は2-5%であり、回復者では15-30%で聴力障害や神経障害などが見られます。喉頭蓋炎では、喉頭蓋が腫れ気道を閉塞し窒息による死亡の可能性もあるため適切な呼吸管理が必要です。ヘモフィルス-インフルエンザ菌は、中耳炎を起こすことがありますが、b型菌(Hib)以外のことが多く、b型菌(Hib)によるものは5-10%程度です。ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症へのかかりやすさは、年齢によって違います。生後6ヶ月までは、母親からもらった免疫によって守られている乳児もいます。そのため、生後6-7ヶ月でヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症となる乳児が多いです。5歳以上では、ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)感染症となることは少ないです。5歳以上の年齢の人々の大部分は乳児期などに症状なしに感染して免疫を持っていることが多いためと考えられています。
■予防のためには・・ 
日本では、平成19年1月にヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)ワクチンについて初めて、製造販売承認が取得されました。一般名は、乾燥ヘモフィルスb型ワクチン(破傷風トキソイド結合体)、商品名はアクトヒブ(ActHIB)です。日本では予防接種法が定める定期予防接種ではありませんが、任意接種として接種可能です。ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)ワクチンのスケジュールとしては、初回免疫では、通常2ヵ月齢以上7ヵ月齢未満で、3回、いずれも4-8週間の間隔で皮下に注射します。ただし、医師が必要と認めた場合には3週間の間隔で接種することができます。追加免疫では、通常、初回免疫後おおむね1年の間隔をおいて、1回皮下に注射します。
 また、ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)ワクチンを接種しないまま生後7ヶ月以上になった場合には、接種回数を減らすことができます。ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)ワクチンを接種していない7-11ヶ月児は、初回免疫では、2回、4-8週間の間隔で接種します。ただし、医師が必要と認めた場合には3週間の間隔で接種することができます。追加免疫では、通常、初回免疫後おおむね1年の間隔をおいて、1回接種します。ヘモフィルス-インフルエンザb型菌(Hib)ワクチンを接種していない1歳以上5歳未満の児は、1回だけの接種となります。

 

小児肺炎球菌ワクチンについて

小児肺炎球菌ワクチン
 

■肺炎球菌ワクチンとは?
肺炎球菌というのは、子どもの感染症の二大原因のうちのひとつの細菌です。まわりを固い殻に覆われた菌で、人間の免疫が攻撃しにくい構造をしています。特に小さい子ども、とくに赤ちゃんのうちは、まだこの細菌に対する抵抗力がありません。このため、細菌性髄膜炎など症状の重い病気を起こしたりします。カゼやインフルエンザにかかった後に、肺炎を起こしたり、中耳炎にかかりやすくなったりすることはありませんか?このようなときも肺炎球菌が原因となっていることがあります。
■かかりやすい年齢は?
肺炎球菌による感染症にかかりやすいのは、特に免疫力の弱い小さな子どもやお年寄りです。この傾向は世界で共通してみられるもので、このため世界的には子どもやお年寄りに肺炎球菌のワクチンを接種して、肺炎球菌による感染症の予防をしています。
■肺炎球菌による子どもの病気は?
肺炎球菌は文字通り、肺炎の原因になる細菌です。ほかにも、細菌性髄膜炎、菌血症、中耳炎といった病気を起こします。肺炎球菌というのは実はありふれた菌で、子どもの多くが鼻の奥や気道に保菌しています。保菌しているだけでは問題ありませんが、残念ながら小さな子どもは肺炎球菌に対する抵抗力をもっていませんので、比較的簡単に肺炎球菌に感染してしまいます。カゼをひくと中耳炎になることがありませんか?これはカゼによって粘膜の抵抗力が落ちると、耳で感染症を起こすためです。このように、肺炎球菌は、耳で感染症を起こすと「中耳炎」に、肺に入り込んで「肺炎」に、血の中に入り込んで「菌血症」に、脳や脊髄を覆っている髄膜の中に入り込んで「細菌性髄膜炎」を発症します。
■予防するにはどうしたらいいの?
子どもの肺炎球菌感染症は、小児用の肺炎球菌ワクチンで予防できます。小児用の肺炎球菌ワクチンは2009年現在100カ国近くで使われていて、定期接種をしている国では細菌性髄膜炎などの重い感染症の発症率が98%下がりました。2007年に、WHO(世界保健機関)は小児用の肺炎球菌ワクチンを世界中で定期接種とするように推奨を出しました。それだけ先進国・発展途上国を問わず各国で肺炎球菌による病気の被害が多いためです。小さな子どもは肺炎球菌に対して抵抗力をもっていませんが、小児用の肺炎球菌ワクチンを接種すると抵抗力ができるようになるので、一番この病気にかかりやすい年齢の間、肺炎球菌からお子さんを守ってあげることができます。
■接種する時期は?
生後2ヶ月以上から9歳以下まで接種できます。
■副反応と安全性
ワクチンを接種した後に、発熱や接種部分の腫れなどの副反応が起こる頻度は、他のワクチンと同じ程度です。
■接種回数とスケジュール
接種回数は肺炎球菌ワクチンをはじめて接種する月齢によって異なります。詳しくは当院にご相談下さい。