つづきクリニック

刈谷市の 内科,外科,胃腸科,肛門科 つづきクリニック

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生活習慣病

高コレステロール血症とその治療

高コレステロール血症

■コレステロールが高いと言われたら・・・
1恐ろしい病気への静かなスタート「高脂血症」
高脂血症とは、血液中のコレステロールや中性脂肪などの脂質が、正常値を超えて高くなった状態が続く病気です。脂質は、細胞やホルモンの材料になり、エネルギーを蓄えるなど私たちの体に欠かせないものですが、増えすぎると動脈硬化を進展させるなどの悪影響を及ぼします。そのまま放置するとやがては心筋梗塞や脳梗塞などの危険な病気にかかりやすく、最悪の場合、突然死にもつながります。
2コレステロールや中性脂肪が増えると・・・
コレステロールには悪玉(LDL)コレステロールと善玉(HDL)コレステロールがあります。LDLコレステロールはコレステロールを全身の組織に運ぶ働きをしていますが、増えすぎると血管の内壁に入り込み、コレステロールのコブをつくります。一方、HDLコレステロールは血管から余分なコレステロールを運び出す働きがありますが、運動不足や喫煙などにより減少してしまいます。また、食事でエネルギーを摂り過ぎると余ったエネルギーが中性脂肪となって体内に蓄積されます。特に中性脂肪の高いには、内臓のまわりに脂肪がたまる内臓脂肪型肥満が多くみられ、高血圧や糖尿病などの生活習慣病の発症、進展に大きく影響するといわれています。
■高脂血症はたいした病気ではないでしょ?
1心筋梗塞や脳梗塞を招く重大な疾患、高脂血症
高脂血症は、自覚症状がなく、治療する必要性を感じにくいため放置されがちですが、実は動脈硬化を引き起こす重大な危険因子なのです。LDLコレステロールが増えると、コレステロールが血管壁に入り込んでお粥のような固まりをつくります。これが動脈硬化の初期の姿です。動脈硬化になると、血管は弾力を失い、内腔が狭くなるので、血流が妨げられます。そこに血栓(血の固まり)が付着して血管がつまり、心筋梗塞や狭心症、脳梗塞などといった、命にかかわる動脈硬化性疾患を招くのです。
2リスクが重なるとますます危険に
動脈硬化性疾患の危険因子として、高コレステロール血症の他に、加齢、高血圧、糖尿病、喫煙、冠動脈疾患の家族歴、低HDLコレステロール血症が挙げられます。こういった危険因子が重なるほど、冠動脈疾患を起こす危険度が高くなります。そのため危険因子の多い人は、よりしっかりとLDLコレステロール値を管理することが必要となってきます。
■食事に気をつければ高脂血症は治るのでしょ?
1高脂血症になりやすい現代日本人の生活
日本人の死因の第2位、第3位は、心疾患、脳血管疾患で、これらの死亡数を合わせると総死亡数のおよそ3分の1になります。日本人の多くは、動脈硬化が原因で起こる血管の病気で死亡していることになります。
2自己流では難しい生活改善
日本人はもともとコレステロールの低い国民でしたが、1960年以降上昇の一途をたどり、近年では米国人のレベルと変わらなくなっています。その背景には、食生活の欧米化や運動不足などのライフスタイルの変化、それを基盤とした肥満があると考えられています。現代生活においては、特に不摂生をせずに、普通に生活している人でも脂肪摂取量が多くなり運動不足になりがちで、誰でも高脂血症にかかる危険があります。また、いったん高脂血症になってしまうと食事制限や運動療法を現代生活の中できちんと実行するのは難しいものです。
■どうすれば高脂血症を改善できるの?
高脂血症治療の目的は、気づかないうちに起こる動脈硬化の進展を防ぎ、心筋梗塞や脳梗塞といった、命にかかわり生活の質を低下させる疾患が起こらないようにすることです。治療において、まずは医師と相談し、指示に従い、患者さん本人が生活習慣を改善するように努力することが重要です。具体的には、食事療法、運動療法を行い、それでもコレステロール値が改善しない場合には、薬物による治療を考慮します。
■薬物療法はどうして必要なの?
食事療法や運動療法で十分な改善効果が得られない場合には、薬によってLDLコレステロールを目標値まで下げることが考慮されます。目標値より低く管理することで、冠動脈疾患の発症リスクを減らすことができるからです。
■治療を受けると、どんなメリットがあるのですか?
治療によって、LDLコレステロールを管理目標値より低くコントロールすることで、心筋梗塞や狭心症といった冠動脈疾患や脳血管疾患の発症率も少なくなることが確認されています。動脈硬化性疾患を予防するうえで、コレステロール値の管理は非常に重要です。高脂血症は、治療により一旦コレステロール値が下がっても、それで完全に治る病気ではありません。治療を中断すればコレステロール値は再び上昇し、冠動脈疾患や高血管疾患の発症リスクも再び高くなってしまうことがあります。ですから、この病気とは上手に長くつき合っていくことが必要です。

 

高血圧の怖さ

高血圧

■血圧が高いまま放置しておくと怖い合併症に
心臓から排出される血液が、動脈の血管壁を押す力のことを血圧といいます。心臓が縮んだとき(収縮期)と、拡張したとき(拡張期)の血圧があって、これらが基準値より高い場合には「高血圧症」と診断されます。血管は全身をめぐって、細胞に酸素や栄養を運んでいますが、血圧が高くなると、血管に常に強い圧力がかかってしまいます。この状態が続くと、血管の壁が厚く硬くなります。このような状態が動脈硬化です。動脈硬化により、もろくなっている血管に、圧力がかかることで、脳や心臓、腎臓などの血管の血流が停滞したり破れたりする引き金になります。また、高血圧の状態が続くと、心臓はより強い力で血液を送り出さなくてはなりなせん。心臓に負担がかかって、心肥大や心不全へと進行する恐れも出てきます。
■血圧はどうして上がる?
血圧は、主に心臓のポンプ力(心拍出量)と末梢血管抵抗の大きさによって決まります。心臓から送り出される血液量が多くなると血圧は高くなりますが、少なくなると血圧は低くなります。一方、血液を通す血管が狭くなると血圧は高くなり、広くなると血圧は低くなります。
■刻々と変わる血圧
血圧は常に一定ではありません。一日の中でも、朝の起床時から上昇しはじめ、活動が活発になる日中は最も高く、夜にかけて下降し、睡眠中は最も低い状態になります。これを血圧の「日内変動」といいます。さらに、運動やストレス、気温、年齢など、さまざまな要因によって、体が血液を必要とするときに必要な量を運ぶことができるよう、血圧は精密にコントロールされています。
■どうして血圧は高いままなのか?
常に血圧の高い状態を高血圧と診断しますが、高血圧の病型には、原因となる疾患がないのに起こる本態性高血圧と腎臓病や内分泌系の病気、薬剤の影響で起こる二次性高血圧の2つがあります。このうち、多くを占めるのが本態性高血圧です。これは、生まれつき高血圧になりやすい遺伝的な素因を持っている人が、塩分の摂り過ぎや肥満、アルコール、喫煙、ストレス、運動不足などの悪い生活習慣によって、心臓や血管、腎臓に負担をかけ、高血圧を発症させてしまうというものです。すなわち高血圧は「生活習慣病」の一つです。病気を治療するためには、生活習慣の改善が必要です。
■高血圧と関わりの深い肥満
肥満とは、体重に占める脂肪の割合(体脂肪率)が正常値をはるかに超えている状態のことをいいます。肥満になると、体のすみずみに血液をめぐらせようと、心臓はより多くの血液を送り出すようになり、高血圧を悪化させてしまいます。また、糖尿病、高脂血症なども合併させてしまうため注意が必要です。
■肥満からはじまる生活習慣病
高血圧をはじめ、肥満、糖尿病、高脂血症は、動脈硬化を引き起こす危険因子です。これらの因子は、一つ一つが軽いものであっても、積み重なると加速度的に動脈硬化を進行させ、深刻な血管障害を引き起こしてしまいます。その発症リスクは、危険因子が0の人を1とすると、因子が増えるごとに上昇し、3~4個になると約30倍ものリスクに上昇してしまいます。肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症の4つが重なると、「死の四重奏」と呼ばれるのはこのためです。このような状態を回避するためにも、過食と運動不足に代表される、生活習慣の改善を図ることが何より大切です。
■食事療法
1塩分を控える
塩分の制限は高血圧治療に欠かせません。1日にとってよい塩分量は6g以下です。できるだけおさえるように心がけましょう。
2適正な食事量を守る
肥満は血圧を上げる原因になるだけでなく、それ自体が動脈硬化の危険因子となります。肥満を解消させ、適正な体重を維持するためにも、食べる量を見直してみましょう。
3栄養バランスのとれた食事
炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維は体に必要な栄養素です。これらの栄養素を過不足なくとることが大切です。
■運動療法
食事療法とともに大切なのが運動療法です。運動は、心肺機能を高め、交感神経の働きを抑制して血圧をコントロールします。また、筋肉を動かすことで基礎代謝が高まり太りにくい体をつくることができます。高血圧の方におすすめは有酸素運動です。これは、酸素を取り入れながらエネルギーをゆっくり消費していく運動です。具体的には、ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどを毎日30分、1週間に3回以上、少し汗ばむくらいするのが目安です。
■薬物療法
高血圧治療の基本は、食事と運動などの生活習慣の改善にありますが、それだけでは改善されないときに薬剤が処方されます。降圧剤は血圧をコントロールするものであり、、原因そのものを治す薬ではありません。薬を飲み忘れたり、自分の判断で量を調節したりすると、リバウンド現象を起こすことがあります。

 

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かくれ肥満とメタボリックシンドローム

かくれ肥満
 

■「肥満」「高血圧」「高脂血症」「糖尿病」は心筋梗塞や脳梗塞を引き起こす動脈硬化の危険因子です。それらの最大の原因が、内臓脂肪型のかくれ肥満です。
■「血圧が高い」「血糖が高め」「血液中の脂肪が多い」これらは、内臓脂肪型肥満が原因で発症します。この状態がいくつか重なって現れたら要注意で、メタボリックシンドロームと呼ばれる複合生活習慣病です。
■内臓脂肪型のかくれ肥満が気になる方は、お早めに当院へご相談ください。

 

糖尿病の怖さ

糖尿病
 

■糖尿病とは?
糖尿病とは、血液中に含まれるブドウ糖(血糖)の量が異常に多くなる病気です。といっても、血糖値が少しくらい高いだけでは、すぐに症状はあらわれません。糖尿病の怖さは、5年、10年といった長い年月をかけてはじめて「合併症」という形であらわれるのです。
■糖尿病の怖さは全身に及ぶ合併症
糖尿病を放置しておくと、血管や神経が次第におかされ、さまざまな症状が出てきます。そして、この症状が出てきた時には、すでに手遅れとなってしまっていることが多いのです。糖尿病の3大合併症といわれるのが、網膜症、腎症、末梢神経障害ですが、そのほかにも脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化症、白内障、壊疽、皮膚病変なども糖尿病と深いかかわりがあります。また、糖尿病が進行すると、体の抵抗力が弱くなるため、風邪などの感染症にかかりやすくなるなど、まさに体中がおかされることになります。
■血糖値はどうして上がる?
食事でとった炭水化物は、消化されるとブドウ糖(糖)に変わり、血液中に入り込みます。糖は、体を動かす大切なエネルギー源ですが、細胞の中に送り込まれ、代謝されてはじめて役立てられます。この過程で、なくてはならないのがインスリンです。健康な方は、糖の処理に見合うだけのインスリンがすい臓から分泌され、糖を細胞に送り込むことができます。しかし、糖尿病の方は、インスリンの分泌量、あるいは働きが十分でないため、糖が細胞に入り込めず、血液中にあふれてしまいます。
■インスリンはどうして働かなくなる?
インスリンが働かないというとき、主に2つの理由が考えられます。一つは、すい臓からのインスリンの分泌量が不足、もしくは欠乏する場合です。もう一つは、インスリンの分泌量は足りているけれど、体がインスリンをうまく利用できず、インスリンの効きが悪くなる場合です(この状態を「インスリン抵抗性」がある状態といいます)。いずれも、糖尿病に陥ると、インスリンを分泌するすい臓に負担をかけることになります。現在、糖尿病は、その原因と病態から4つのタイプに分類されています。このうち、最も多いのが2型糖尿病です。これは、生まれつきインスリンの分泌機能が障害されている、糖尿病になりやすい遺伝的な素因を持った人が、食べ過ぎや運動不足、肥満、ストレスなどの悪い生活習慣によってインスリン抵抗性を高めてしまい、糖尿病を発症してしまうものです。糖尿病はいわゆる「生活習慣病」の一つです。病気を改善するためには、生活習慣の改善が必要です。
■糖尿病と関わりの深い肥満
肥満とは、体重に占める脂肪の割合(体脂肪率)が正常値をはるかに超えている状態のことをいいます。肥満はインスリンの働きを妨げ、糖尿病を悪化させるほか、高血圧、高脂血症など他の生活習慣病も合併させてしまうため、注意が必要です。
■肥満からはじまる生活習慣病
糖尿病をはじめ、肥満、高血圧、高脂血症は、動脈硬化を引き起こす危険因子です。これらの因子は、一つ一つが軽いものであっても、積み重なると加速度的に動脈硬化を進行させ、深刻な血管障害を引き起こしてしまいます。さて、その発症リスクは、危険因子が0の人を1とすると、因子が増えるごとに上昇し、3~4個になると約30倍ものリスクに上昇してしまいます。肥満、高血圧、糖尿病、高脂血症の4つが重なると、「死の四重奏」と呼ばれるのはこのためです。このような状態を回避するためにも、過食と運動不足に代表される、生活習慣の改善を図ることが何より大切です。
■食事療法
1.量の厳守
1日に食べてもよい食事量を守りましょう。毎食、食べた量を概算するのが最も確実ですが、できない人は腹七分目を守りましょう。
2.バランスのとれた質のよい食事
エネルギーを制限される食事では、量を減らしても栄養の質は落とせません。炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維の各栄養素が、過不足なくきちんととれるよう、さまざまな食品から適量を摂取しましょう。
3.1日3回規則正しく
せっかく量と質を守った食事をしていても、食事を抜いたり、まとめ食いするなど、食事回数や間隔が不規則になると、すい臓に負担をかけます。1日3回、決まった時間に食事をとりましょう。
■運動療法
血糖コントロールが安定している場合は、食事療法とともに運度療法を行うと効果的です。運動は、インスリンの働きをよくするほか、エネルギーの消費を増やし、肥満解消に効果があります。さらに、筋肉を動かすことで基礎代謝が高まり、太りにくい体をつくることができます。おすすめは、ウォーキングなどの有酸素運動です。これは、酸素を取り入れながらエネルギーをゆっくり消費していく運動です。有酸素運動を日常生活に取り入れて、できれば毎日行いましょう。
■薬物療法
糖尿病治療の基本は、食事と運動などの生活習慣の改善にありますが、それだけでは改善されない場合、薬剤が処方されます。薬剤は、糖尿病を完治させるのもではなく、血糖をコントロールし、合併症を防ぐものです。

 

高尿酸血症とは

高尿酸血症
 

■高尿酸血症とは
体の中に「尿酸」という物質が増え、そのまま放っておくと症状がないまま関節や腎臓などに結晶としてたまっていく病気です。「尿酸」という物質は、ふつうは血液の中に全てが溶けていますが、その量が増えてしまうと溶けきれずに結晶となって体の中にたまっていきます。この尿酸の結晶は、痛風発作を引き起こすほか、腎臓の働きを悪くしていきます。
■高尿酸血症の原因
尿酸は体の中でいらなくなった物質で、エネルギーの燃えかすや、食べ物に含まれるプリン体という物質から、体の中で毎日作られています。その一方で、尿などから毎日体の外へ捨てられています。普通、その間できちんとバランスがとれているため、一定の尿酸値に保たれています。しかし、これらのバランスがいったん崩れて体の中に尿酸が多くなりすぎると、血液中の尿酸の濃度も高くなってしまいます。
■血清尿酸値の見方
尿酸は血液に溶けにくい物質です。血清尿酸値が7.0mg/dlを超えると黄信号で、要注意ということになります。さらに、血清尿酸値が8.0mg/dlを超える状態が長い間続くと、痛風などの病気が起こりやすくなります。
■治療の開始時期
高尿酸血症の患者さんは、体の中で尿酸の産生と排泄のバランスがとれていない状態にあり、もとの正常の状態に戻りにくくなっています。持続的に血清尿酸値が8.0mg/dlを超える場合には、現在痛みなどの症状がなくても、将来起こりうる痛風発作や腎臓の障害を防ぐために、食事療法や薬による治療が必要となります。
■高尿酸血症を放置すると
痛風発作、痛風結節、腎不全は、高尿酸血症を長期にわたり放置した場合の行き着く先です。高尿酸血症の怖いところは、痛風発作を起こさない限り、ほとんど自覚症状がなく、気がつかないうちにどんどん症状が悪化していくところにあります。したがって、発作の痛みがなくても将来起こりうる病気を予防するために、食事療法や薬物療法が必要となります。
■治療法
高尿酸血症の治療とは、血清尿酸値を正常範囲まで下げ、コントロールすることです。治療方法には食事をはじめとする日常生活の改善と、血清尿酸値を下げる薬の服用があります。さらに、高血圧や糖尿病、高脂血症などがある場合は、これらの治療もあわせて行います。